2021年も年の瀬にもなろうとしていたとき、専門学校の同級生から突然連絡が来た。
「人生が変わるセミナーに参加しませんか⁇」
何とも怪しいし、料金もそこそこするセミナーだったので躊躇した。
この時私は心も身体も疲弊し切っていて、自分自身も見失っていた。今思えば心も身体も相当にラリっていた。
何とか今の現状を変えたいと言う思いから参加を決意した。
今まで本を読んだり、施術やリハビリに対する勉強会には参加していたが、自己投資としてちゃんと生き方について学ぶ事は初めてだった。
2021年12月 西田メソッドワンデイセミナーin福岡
この時、西田メソッド(以下ニシメソ)は何か凄そうだなというのは何となく解ったが、何が凄いのかは到底理解する事など出来なかった…
何か変われそうな予感がして、藁をも縋る思いで、本セミナーの受講も決意した。
2021年→2022年
年が変わる時、私は毎年1年間の振返りと1年の目標を立てるのだが、2022年の目標はニシメソの目標である「覚醒」にフォーカスすることにした。
覚醒とは、まだ言葉の意味やどうなる事なのかとかは明確に自分でも捉えられてはいないが、人生を楽しみ尽くして自分らしく生きていけるようになると言う事だと解釈している。
このニシメソでは4つの曼荼羅を整える事で自分の放っている波動レベルを上げて行くと言う教えがある。
4つの曼荼羅とは、「身体」「感情」「知性」「精神」である。
先ずは「身体」を整え無ければ何も始まらない。
そのためには身体は道具であり器であると言う認識が必要だ。
身体自体のスペックが低ければ、身体を上手にコントロールする事は出来ない。
身体の容量が少なければ、色々なことにチャレンジも出来ないし、直ぐにエネルギー不足を起こしてしまう。
この事を知って、1月からランニングを始めてみた。
元プロボクサーでフルマラソンも経験あるし、ランニングなんてやれば出来るだろうと思っていた。
ボクサーを引退して約5年、ろくずっぽ運動もせず、今までの貯金で何とかしていた身体は鈍りに鈍っていた。
やってみてようやく気付く…
自分の身体はここまでサビついていたのか…
ニシメソでの身体の最低条件はフルマラソンくらいは笑顔で帰って来るレベルだ。
私は食事と運動を見直す事に徹した。
ランニングも最初はキツイが慣れて来ると直ぐに距離も伸びてきて、スピードも上がって来る。
そして、何より自分の内省が出来る。
食事は糖と小麦を抜くこと。
食事に関しては減量の経験もあったので、そんなにストレスなく徹底する事が出来た。
このランニングと糖抜きに関しては第2章で詳しく書きたい。
身体が整っていくとどんどん身体は軽くなっていく。
最近では朝から走りに行くことも当たり前のようになってきた。朝仕事前に5㎞くらいであれば平気で走れるし、なんなら走ったことも忘れてしまうくらいだ。
身体が軽くなってからは心の重たさが目立つようになった…
私は今までやりたいことをやってきた自負があった。仕事にプライベートに…
本当にそうなのか…
私は凄い人と思われたい、優しい人と思われたい、人に嫌われたくない、出来る人間だと思われたい、強い人間と思われたい…
すべては私自身がエゴで作ったセルフイメージだ。
これらが自分を苦しめているとも気付かずに…
仕事のせいにして家族との時間も犠牲にしてきた、ストレスを感じると酒やギャンブルで高揚感を先取りして自分をごまかしていた…
今の自分は過去の自分の積み重ね。
ラリッていた自分に気付かされた時、涙が止まらなかった…情けなくて、悲しくて、声を出して泣いた
今まで私は何をしていたんだ…
常に頭で考える癖がついていた私は、思考がうるさ過ぎていつも本心がどこにいるのか解らなくなっていた。
少しずつ生活を見直し、自分と向き合い、丁寧に行動するように心がける。
相変わらず身体の調子は良くなるが、どこか心は重たいまま…
この心の重りも最近少しずつ見えてきた。
今は目の前の事からとにかく逃げずにやるだけ。
これまで私が無意識で避けていたこと、苦手な事、怖いことにチャレンジしていく。
失敗してもそれも経験!!
ニシメソはあれをやれとかこれをやれとか言われることはない。
最低限の情報は知識として教えてくれるが答えは教えてくれない。
とにかく自分でやってみて気付くチャンスを与えてくれるのだ。
私はここに教育の本質があると確信している。
答えを教えるのではなく気付きを与える。
お腹がすいた人に魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える。
依存せず自立した大人を育てる。
そんなセミナーだ。
こんなセミナーだからこそ、集まる人たちもすごい人たちが多い。
みんな本気で変わろうとしているし、お互いの事を本気で応援している!!
高い波動のエネルギーが溢れるコミュニティだ。
そんなニシメソの神髄として合宿がある。
私は2022年夏合宿に参加した。
合宿場所は山形県西吾妻山。
私にとっては初めての登山。
事前情報では標高は2000m級で行程は10㎞程度。
数字だけでは想像が出来なかった。
ニシメソの合宿はただ山を登って帰ってくるだけではない。
合宿に行くと決意した時点から合宿は始まっている。
時間の都合、お金の都合、合宿の準備、班員とのコミュニケーション。
登山自体は楽しく登れたが、それ以上に学ぶことが多すぎて計算し尽くされた合宿だった。
登山が終わり合宿最終日には、先生の講話の後マイクリレーが行われた。
しゃべりたい人がしゃべりたいことを順々に話していくのだ。
頭で考える前に身体は動いてマイクを掴んでいた。
何か伝えないと!?
そこで伝説のスピーチが生まれた!!笑
本当に何をしゃべるか頭で考える前に言葉が勝手に心から出てきた。
そして涙を堪えることも出来なかった…
とても不思議な体験だった。
皆さんの体験や感じたことを共有して頂けることはとても勉強になるし、聞いているうちにどんどん発表される内容も次元が上がっていく気がした。
「破壊と再生」
これを身を以て体験した合宿だった。
改めてこのニシメソで学び始めて、以前に比べてストレスはかなり軽減していることに驚いている。
これは今まで無意識に行っていた、善悪優劣のジャッジに気付き気にしなくなったこと。私自身が作り上げたセルフイメージに向き合えたことがその一つだろう。
今は、目の前にぶつかっている、自分らしく生きるために必要な自立・独立、お金の悩み。ここを乗り越えること。
そして、自分が何のためにこの地球に生まれてきたのか??
自分の使命は何なのか??
本気で人生を楽しむためにどうしたいのか??
ここを追及して日々修行していくことだ。
少しずつだがバラバラだった人生の歯車が噛み合いだした気がする。